かるがもスタディルーム・池尻児童館・がやがや館の視察
2/15(土)世田谷区が行っているひとり親家庭の子どもの学習支援「かるがもスタディルーム」・池尻児童館・せたがやがやがや館(健康増進・交流施設)の取組や施設の様子を見て参りました。
特にかるがもスタディルームは、以前一般質問で取り上げたこともあります。また、来年度には更に事業拡大を予定している取り組みの一つです。取り組みそのものは、良い方向性であり、必要性を強く感じているものの、支援を必要とする人にその情報が届いているのか、この広い世田谷区で5か所のみの開催で支援が届くのかということには、疑問を頂いております。
今回の視察も踏まえ来年度からどのように事業展開していくのが良いのか今一度整理して考える必要性を感じています。
児童館では、小中学生が茶道に親しんだり、ボール遊びや卓球をして楽しんでいたり、高校生がピアノとバイオリンの練習をしている様子を拝見しました。世田谷区の今後の「子ども計画(案)」では、児童館の機能強化を図ることが掲げられています。その方向性自体には賛同するものの、一方で児童館が近くにない地域も多数存在しているのもの事実です。そうした地域への整備の必要性や整備が進むまでの代替えをどこの施設が担うのかなどの課題もあると考えます。
私の母校の駒沢小学校にも近くには児童館がないため、小さいころに児童館に慣れ親しんだというあまり記憶はありません。地域の実情も鑑みながら、今後の区の展開に対して言うべきところをきちんと主張して参ります。
「せたがや がやがや館」は、高齢者を中心とする多世代の方々にご利用いただくための施設で、健康増進のための運動教室や健康麻雀、サロン等を行える会議室が用意されています。
多くの方が利用されている印象はありましたが、多世代に利用いただいている感じは見受けられませんでした。利用率、利用者の声なども今後調べてみる必要性を感じました。
やはり、いろいろな所に出向いていき、現状を確認することの大切さ感じました。まだまだ区内には、沢山の施設があるため、私たちの税金が有効に使われているかという視点も持って、今後も様々な視察に伺いたいと思っております。