福祉保健常任委員会を傍聴しました
本日は福祉保健常任委員会を傍聴しました。
私は委員ではありませんが、以前から一般質問等で取り上げている認知症対策や子どもの貧困対策についての案件が取り扱われることもあり本日は傍聴に行きました。
委員の方々より、世田谷区が条例制定を目指している「(仮称)世田谷区認知症とともに生きる希望条例」について、条例制定後の世田谷区が目指す政策の中身が見えないとの指摘がありました。
私も同意見であり、条例を制定することが目的になってしまっているのではないかと感じております。
この件については、世田谷区がどういった政策を展開していくのかという展望が見えないということも先日担当課の方にお話をさせていただきました。
条例の制定は目的ではなく、実際にどのような政策を展開し、どういった世田谷区を創っていくのかということが重要であると考えます。
今後も認知症施策のさらなる展開を訴えてまいります。
また、子どもの貧困対策についても様々な意見が出ていました。
私も以前一般質問において、1人親家庭の学習支援事業である「かるがもスタディールーム」について質問をしたことがあります。
1点は年々利用者が減少していることを捉え、制度と利用者の方のニーズがずれてきているのではないかということ、もう1点はそもそも制度自体が認知されていないことから周知の方法を検討すべきではないかということ指摘しました。
今回この制度は見直しを図りさらなる展開をしていくということで報告がありました。
今後も利用者の方の求めるものと制度設計が合致しているかなど注視して参ります。
全体を通して、非常に中身の濃い委員会であり、勉強になりました。
今後の議会活動に活かしてまいります。