世田谷区議会第4定例会一般質問に立ちました
昨日(12/1)、世田谷区議会第4回定例会の一般質問に立ちました。
答弁等も含めてまとめた議会報告レポートは、後ほど作成しますが、まずは質問の要旨についてご報告申し上げます。
今回の一般質問のテーマは、下記の4点です。
①新型コロナワクチンの予約受付体制について
②ワンストップサービス・たらいまわしゼロの実現について
③次期教育ビジョンの新たな展開について
④セーフティーネットとしての行方不明者対策に対する区の基本的考え方について
この4点についての質問の要旨を以下に記載いたします。(質問の原文ではありません。)
①新型コロナワクチンの予約受付体制について
世田谷区における今春の1・2回目ワクチン接種予約では、長時間、場合によっては数日間に渡って、区民の皆様をお待たせしてしまいました。3回目のワクチン接種については、この反省を踏まえた制度設計を行わなければなりません。
3回目の予約受付体制の主な改善策としては、電話回線を最大150回線に増設すること、発送時期を週単位に分けて発送することが提示されていますが、果たして、今の受付体制で、区民の皆様をお待たせせずに、予約を受け付けることが出来るのか疑問です。
今般示されている予約受付体制の整備にあたり、区として、前回の予約受付時のデータの集計・分析の結果を今回の体制整備にどのように活かされたのか、併せて、今回は、区民の皆様をお待たせしない形となっているのか、区としての想定・予想を問いました。
②ワンストップサービス・たらいまわしゼロの実現について
区長は、本定例会の招集挨拶において、DXの推進にあたり、「まず『区民に時間を返す
改革に着手する」と表明されました。
この「区民に時間を返す」改革には、いわゆるワンストップサービスの実現、つまりは、たらいまわしゼロ行政の実現が含まれるのか、区のご見解を問いました。
さらに、「区民に時間を返す改革」は、これまでの区民の皆様と自治体の在り方を変える大改革となるはずのものであり、当然、区の実施計画にあたる「世田谷区未来つながるプラン」に反映されるべきものと考えますが、現在の未来つながるプランからは、そのことが見て取れません。区として、今後どのように計画に反映していかれるのか、併せて区のお考えを問いました。
③次期教育ビジョンの新たな展開について
令和6年度以降の10年間の教育の方向性を示す「次期教育ビジョン」は、これまでの第二次教育ビジョンの単なる延長ではなく、コロナ禍で大きく変わった教育現場の実態と、変化の激しい時代に対応できる教育あり方、国際化の進展と多様性の尊重など、これらのことを反映したものとして、新たに全体の組み立てが図られるべきと考え、教育委員会としてのお考えを問いました。
④セーフティーネットとしての行方不明者対策に対する区の基本的考え方について
ごく最近、複数の近隣自治体で、行方不明事案が発生し、ご家族からの申し出により、警察のみならず、市役所でも捜索活動を行い、さらには市役所の防災無線にて緊急的に全市民に捜索を呼びかけ、行方不明者の命を守るために市役所が全市民に協力を呼び掛ける体制が取られました。
市役所のこの一連の対応からは、行方不明者の捜索は、第一義的に警察の所管である、などという「縦割り対応・ひと任せ対応」は、一切感じられません。
このうちの一つの事案については、行方不明となられた方が、自宅から10キロ以上離れたスーパーで、防災無線を聞いた買い物客の方に発見され、無事にご家族のもとへと帰ることが出来ました。
世田谷区として、同様の事案が発生した際に、どのような形で、最終的に区民の命を守る体制をとることが出来るのか、区に問いました。
これらは質問の一部を抜粋しております。
区のご答弁や私の考察を入れた区議会報告レポートは後日作成し、HP等にも掲載してまいります。
また、質問の様子は、動画でご覧いただくこともできますので、ぜひこちらもご覧ください。
→世田谷区議会インターネット議会中継-録画映像再生 (jfit.co.jp)
※私(つるみけんご)の質問は動画の34分のあたりからです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
引き続き、ご指導賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
つるみけんご