“あの戦争は何だったのか”~これからの政治家として~
ご無沙汰しております。つるみけんごです。
国政が非常に慌ただしい中、先週土曜日9月30日、中野区議会議員のひやま隆さん主催の「ひやま隆と区政を語る会特別編“あの戦争は何だったのか”」の司会を務めさせていただきました。
ひやま隆区議会議員は、長妻昭衆議院議員の事務所時代には先輩秘書として私を引っ張ってくれた存在であり、今では私にとって心から信頼できる政治家です。
この会には藤井裕久元財務大臣をゲストとしてお招きし、戦中・戦後の日本についてご自身の経験を踏まえながらご講演いただきました。
沢山の素晴らしいお話の中で、藤井先生が政界の第一線を退いてなお、活動を続ける原点はどこにあるのかというお話が特に印象的でした。
「角さん(田中角栄氏)は本当に平和主義者だった。その角さんがこう言っていた『戦争を知っているものが政治の中核にいる限りは安心だ。戦争を知らない世代になった時が怖いのだ。だから教えてやってくれ。』と。だから私は“近現代史研究会”を12年前に発足させた。」
藤井先生は現在、現役議員や一般の人々とともに、明治から昭和の歴史、特になぜ戦争に突入し、あれほどの犠牲者を出してしまったのかという経緯を研究されています。
戦後政治を支えてきた藤井先生のお話は本当に重みのある、そして、今の政治に警鐘をならす内容でした。
藤井先生の著書「政治改革の熱狂と崩壊」の中の一節に、「『歴史を学ばざるものは歴史を繰り返す』歴史から進歩のための叡智を学び、焦らず、粘り強く、伝えて行きたい。」という言葉があります。
私も今回、藤井先生のご講演を聴いた1人の人間として、過去を学び、歴史を知り、次の世代に平和を繋いでいくための一翼を担える政治家になりたいと心から思いました。
まずはできることから地道に一歩ずつ、前に進んでいきたいと考えます。
引き続きのご指導・ご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
※写真は講演会の様子とかつての事務所の仲間との写真です。