DX推進・公共施設整備等特別委員会に出席しました

昨日(9/3)、世田谷区議会の「DX推進・公共施設整備等特別委員会」に出席しました。
一つ目の議題、[世田谷区公共施設等総合管理計画の一部改訂(案)について]では、今後の世田谷区の公共施設の整備方針について改定の考え方の説明がありました。

その中で、利用率の低い施設についての今後の対応方針が示されました。

私は、以前にも利用率の向上を目指すのであれば、利用している方の利用実態調査に加え、利用されない方を対象に「どのような施設であれば利用したい」と思っていただけるのか、利用しない側の方々の調査をしなければならないと指摘してきました。

しかしながら今回の報告でもその視点がなかったことから、改めて、利用したことのない方の調査をしたうえで利用率の向上につなげるストーリーを描くべきと指摘をしました。

また、子ども達の居場所である「児童館」については、現在区内28か所のまちづくりセンター管内のうち、8地区が未整備地区となっており、このエリアには歩いて行ける範囲には児童館が存在していません。

今回の方針案には、これらの地区については「計画的に整備をする」との方針を示されておりましたので、どのような整備計画になっているのか、と質問をしました。

しかしながら、ご答弁によれば「具体的な年次計画はない」とのこと。

計画的に整備をするとしながら、具体の年次計画がないという区の姿勢は理解できません。

児童館は、子ども達が安全に遊ぶことができる居場所というだけでなく、その中で学校とは異なる新しい友達ができたり、学年という壁を越えてつながれる貴重な場所です。また保護者同士が話をしたり小さなコミュニティが生まれる場所という大きな役割も担っています。

今回の委員会では、「具体的な年次計画を明らかにすべき」と指摘をしました。
引き続き、未整備地区における整備計画の明確化を求めてまいります。

また、「DX推進」においては各委員から様々な指摘がありましたが、私からは総論として「DX推進にあたっては、行政のデジタル化に区民が合わせていくというのではなく、区民生活に合わせて行政をアップデートしていくという視点で進めるべき」と指摘しました。

さらに、世田谷区役所の中のテレワーク普及率についても質問をしました。
現在世田谷区役所の中でテレワークをして良いのはなんと妊娠中、もしくは持病がある職員のみ。

緊急事態の中、国や都が民間企業に対しテレワークを要請しているにもかかわらず、世田谷区役所では全くと言っていいほどテレワークが行われていません。

部署によってできない、持ち出せるPCが足りないなどの「できない理由」が多々述べられましたが、民間企業が様々工夫を重ね、感染拡大防止に尽力していただく中、区の対応は全く理解できません。

当然区はコロナ禍にあっても行政サービスを止めることはできませんし、テレワークが事実上不可能な職場があることも理解していますが、テレワークは職場内の密を避け感染拡大やクラスターを防ぐ、それにより区の行政サービスを安定的に行えるようにするという視点からも必要です。ましてや今のデルタ株の拡がりを見れば、当然やるべき対策の一つであるはずです。

この問題は区のDX推進に対する姿勢にも関わる課題ですので、引き続き改善を求めてまいります。

皆様のご意見もお聞かせましたら幸いに存じます。

※写真は世田谷区のDX推進におけるコンセプトです。